企画:日穏-bion-|後援:豊島区|製作:株式会社ジャパンコンシェルジェ
宣伝協力:マジックアワー|配給:GACHINKO Film
シェアハウスを経営する老夫婦が、様々な背景をもつ住人たちとの関わりを描いた舞台「シェアの法則」(作:岩瀬顕子/劇団青年座が上演)が映画化。主演は、『踊る大捜査線』シリーズをはじめ『鍵泥棒のメソッド』『ザ・マジックアワー』など名脇役として舞台・テレビ・映画に引っ張りだこの小野武彦。脇を固めるのは実力派俳優の貫地谷しほり、人気上昇中の浅香航大、名脇役の鷲尾真知子、ハリウッド作品にも出演の岩瀬顕子、そして小野武彦とはデビュードラマでの共演以来、40年来の仲の宮崎美子。舞台版に引き続き岩瀬が脚本を担当し、『うちの執事が言うことには』の久万真路が監督。
東京の一軒家で暮らす春山夫妻。自宅を改装して始めたシェアハウスには、年齢も職業も国籍もバラバラの個性的な面々がおり、彼らは互いに協力し合い、時には衝突しながらも、共同生活を営んでいる。
管理人である妻の喜代子は食事会を開いたり相談に乗るなど、住人たちの母親のような存在だったが、ふとした事故をきっかけに入院することとなった。そこで、しばらくの間、夫の秀夫が妻の代わりを務めることになる。社交的な喜代子とは対照的に、人づきあいが嫌いで誰とも打ち解けようとしない秀夫は、住民からも疎まれ、息子の隆志に対しても厳しく接している。
そんな中、キャバクラで働いている美穂が勤務先でトラブルを起こし呼び出されることになった。自分の価値観でのみ物事を見てきた男が、様々な境遇の人たちと関わる事によって、少しずつ相手を『思いやる』ことを学んでいく物語
久万真路監督「シェアの法則」は、家族と擬似家族の物語である。
心が少し離れた本物の家族と、本物の家族ではないが心が通い合うシェアハウスの人々が織りなす陰影が映画に深みを与えている。そしてその陰影が混ざり合い「家族とは何か?」を浮かび上がらせていく。
そういう重いテーマを持ちながらも、この映画が完璧にできた娯楽映画であることが秀逸である。俳優陣もとても素晴らしい。
他人と生きることはこの世界では当たり前である。
ということをこの映画は教えてくれる。ベテランと呼ばれる役者さんたちの息のあった現場の雰囲気が伝わってくるのも久万映画である。
小野武彦さんの後ろ姿や宮崎さんの笑顔に泣かされる。
孤独に寄り添いながら
喜びも悲しみも誰かとシェアすることができたら…
それが幸せの本質、生きる醍醐味なのかもしれません。
厳しくて優しくて、そして温かくて…
この映画の感想を誰かとシェアしたくなりました。
『人生は儘ならない。いつだって。だから、いつだって新鮮。世の堅物達よ。変化する幸せを楽しもう。いつだってキッカケはある。それを見つけるヒントをこの映画は教えてくれるでしょう。』
岩瀬顕子さんは多彩な表現をこなす、素晴らしいクリエーターです。
これまでの国際的な俳優としての活躍に加えて、今回は脚本家として劇場公開映画をプロデュースし、”実に面白い” 映画を作りました。
登場人物がとても個性的で、繊細。作品の中でその役柄の意味と存在を持っている稀有な展開の映画に仕上がっています。出演者のみなさんが楽しんで演じている様子がスクリーンから伺えます!その中で、主演の小野武彦さんの演技は俊逸で素晴らしいと思いました。
これまで多くの演劇作品の脚本を書いてきた岩瀬さんが、映画ならではのよさを十分に引き出して脚本を仕上げたことに感服しています。
シェアハウスでの生活シーンで、昔、風呂無しアパートで一人暮らしをしていた時のことを思い出した。
共同トイレで、各自トイレットペーパーを持ち込むスタイル。他の人に使われないように印をつけてる人もいた(笑)。
壁が激薄で、ちょっと咳をしたら隣の人が心配して「風邪?」とグレープフルーツを持ってきてくれたけど、あの頃の私はその距離感の難しさに少し煩わしさも感じてた。
時を経て一人では生きていけないことを痛感し、いかに自立しながら他者と「シェア」して生きていけるか?の大切さを実感している今。「ああ、あの時に戻ってお隣さんにちゃんとありがとうと伝えたい」と感じる鑑賞後。
この映画との出逢いをくれた貫地谷しほりちゃんと久万監督はじめ、制作に関わられたすべての皆さまの優しさとピュアさを感じる作品。
シェアの法則のラストシーンから流れる「花の記憶」と温かい涙。
登場人物を包み込む母性の如く、この作品に関わらせて頂いて心からの至福を噛み締めております。
「思いやり」のシェアをありがとうございました♪
一人称の視点で物語を完結させるよくある映画のパターンから、この映画は複数の登場人物の視点をもちいながら展開させる意欲的な作品だ。一人ひとり背負った人生がドラマになるぐらいなのに、その織りなす展開が、全然くどさも無く前向きに観る者の関心を引き込んでいく。
他人との関わりから、主人公に実の家族との在り方だけでなく自分自身を問うプロセスを共感しながら大いに笑い、泣かせてもらった。
家族への想いに自分のことも重さねるいい機会になるに違いない。
上質なエンターテイメント作品は本当に心地よい。
監督:久万真路
脚本:岩瀬顕子
エグゼクティブ・プロデューサー:大和田廣樹
プロデューサー:柳川直隆 / 岩瀬顕子 / 朝山英明
撮影:大塚亮
録音:渡辺丈彦
美術:中谷暢宏
装飾:大島政幸
編集:高橋信之
助監督:若林将平
制作担当:村山亜希子
衣裳:岡本佳子
ヘアメイク:佐々木愛
アシスタントプロデューサー:井口由美子
監督助手:林ななみ
撮影助手:山岸元
照明応援:野村直樹 / 岩嵜なぎさ / 柴田裕哉
録音助手:内藤和冬
編集助手:宮崎まどか
編集応援:芳賀拓実
持道具:河口七彩
ヘアメイク助手:菅沼凌子
メイク応援:杉山裕美子 / 和田弥生 / 安藤千浪
衣裳応援:星翔子
衣裳助手:田中めい
制作進行:粥川大暉 / チェン・ウビ
ドライバー応援:加藤良 / 柳川正利
編集デスク:佐藤麻衣子
オンライン編集:菅原彩花
グレーディング:関谷和久
整音:渡辺丈彦
効果:岡部泰輝
アニメーション:小原正至 / 平岩和美
オーディション担当:矢倉恵子
スチール:青木信之 / 加藤純子
タイトルデザイン・宣伝美術:奥村香奈
コピー:永島 浩
税理士監修:落合裕昭
料理協力:鈴木正和 / 鈴木麻紀子
医療指導:川原千香子
ケータリング:山本誠 / 山本美絵子
衣装協力:オランジュ
主題歌「花の記憶」
歌 澤田知可子
作詞:岩瀬顕子|作曲・編曲:小野澤篤
ギター:長谷川友二
楽曲提供「未だ見ぬ夢」
歌:總水とおま
作曲:鎌田昌郎|作詞 ともかず|編曲 タナカノブマサ
音楽プロデューサー:田井モトヨシ
音楽:石塚徹 / 鈴木俊介
ピアノ:石塚 徹
ギター:鈴木俊介
ストリングス:長砂優大
プログラミング:鈴木俊介、田井千里、石塚 徹
レコーディング&ミックススタジオ:あおばとレコーディングスタジオ 203 STUDIO
レコーディング&ミックスエンジニア:鈴木俊介、田井千里
音楽制作:ロードアンドスカイ・オーガニゼイション / dottedline
● 特別協賛:長島節子
● 協賛:三菱地所レジデンス株式会社 / 明和運輸株式会社 / ICheck株式会社 / 株式会社日本栄養給食協会 / 学校法人作新学院 / 雑司ヶ谷落合税務会計事務所 / 有限会社ビジネスシステム通信 / 株式会社ユーユーワールド / 株式会社Pisara Design / 株式会社エム・エフ・プランニング / 大塚みどり / アンペックス株式会社 / 株式会社アールアンドデー / 有限会社高徳花火工場 / オランジュ / 高橋 孝・高橋和子 / 一般社団法人とちぎ映画演劇文化協議会
● スペシャルサポーターのみなさま
岩瀬顕子後援会 / 世界のお茶の専門店Y's tea / 渡辺建設株式会社 / 井上玲奈 / 菅野莉子 / 神場知成 / 南條勉 / 二宮健司 / 林ゆうき / たんじだいご / 書道のはな*みちプロダクション / おかだ / kamisama / 鈴木貴美子 / たみこ / 宮おじ / なるき栃木・木崎秀郁 / 山口伯 / 黒田清久 / 中田保 / 三浦結香 / 横須賀英子 / 吉兼裕貴 / 池田有久 / しばたゆみ / ボンセジュール・吉田美奈子 / 根本堅冶 / nikopao / 堀ノブアキ / 三澤健太郎
北海道 | ||
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